沿革

創業期

1949年

有限会社日本メタルホース製作所として創業。

本郷工場にて銅合金、ステンレス、鉄製インターロック型フレキシブルメタルホースの制作、販売を開始する。

顧客のニーズによる、顧客との共同開発

1953年

銅合金鋼によるシームレス型フレキシブルメタルホースの製作を開始する。

1957年

製鉄所転炉用高圧酸素用ホースをインターロック型にて我が国で初めて完成、納入する。

1958年

極薄肉ステンレス鋼帯の溶接造管に業界で初めて成功する。

同時に、ワンピッチ型ステンレス製フレキシブルメタルホースの製造を開始する。

1959年

新幹線車両エアブレーキの空気繰出管を、銅合金製フレキシブルホースにて研究に着手し完成する。同年製造を開始する。

1960年

ステンレス製楕円型ベロースおよび角型ベローズの製造を開始する。

1965年

液圧成型法によるベローズの製造を開始する。

1968年

極薄多層ベローズの開発に成功する。

1975年

川崎重工業株式会社殿の製鉄所向け炉頂圧回収タービン発電設備(TRT)用の大口径曲管圧力均衡型伸縮継手を製造、納入する。

顧客のニーズによる、顧客との共同開発

1977年

川崎重工業株式会社殿、日立造船株式会社殿のB&W型ディーゼルエンジン用各種伸縮継手の初の国産化に成功する。

顧客のニーズによる、顧客との共同開発

1982年

川崎-ロールスロイス艦艇主機ガスタービンエンジン用伸縮継手を、ニッケル合金鋼にて初の国産化に成功する。

顧客のニーズによる、顧客との共同開発

1983年

株式会社日本メタルホースに改称。

危険物施設用可撓管継手の型式認定を取得する。

1986年

極薄肉自動溶接機の開発により、高品質の溶接管の製造を開始する。

1992年

高速ワンピッチ型フレキシブルメタルホース成形機を開発する。

大口径ベローズ成形機を開発する。

成長前期

1993年

上海異型鋼管股份有限公司と中国上海に日中合弁会社「上海鑫波紋菅有限公示司」を設立する。

海外生産拠点の設立

1994年

加圧送水装置用可撓管継手の型式認定を取得する。

1996年

本社工場を移転。汎用ガスタービン排気管用伸縮継手の製造を開始する。

本社工場移転により生産規模の拡大

1997年

三菱重工業株式会社殿、株式会社IHI殿の石炭焚火力発電プラントダクト用角型伸縮継手の製造を開始する。

大型製品の製造を実現

2002年

内面にフッ素樹脂をコーティングされたベローズの製造方法に関する特許を取得し、製作を開始する。

2003年

極薄肉自動ベローズ縦シーム溶接機導入、製作を開始する。

株式会社川崎造船殿(現 川崎重工業株式会社)向けLNG船用低温フレキシブルホース(-163℃)を製造、納入する。(-163℃以下での低温耐圧試験実施)

成長中期 -転換期-

2006年

株式会社IHI殿/CHINESE PETROLEUM CORP.殿向けLNG貯蔵タンク内外装貫通ノズル用伸縮継手を製造、納入する。

2007年

企業理念とNMHモノづくり7原則を制定する。

社内で共有する経営思想の確立

2008年

株式会社日立製作所の工場監査を経て、大阪ガス株式会社殿向け溶接事業者対象のフレキシブルメタルホースを製造、納入する。

2009年

ISO9001の認証を取得する。

2010年

ハイビジョンテレビ会議システムを導入し、本社工場と営業本部を結ぶ。

サーバーを導入し、社内LANシステムを構築する。

情報を共有化する職場環境づくり

2011年

川崎重工株式会社殿向けKGガスエンジン用伸縮継手及びフレキシブルホースを製造、納入する。

2012年

営業本部を大阪三井物産ビル(大阪市北区中之島)に移転する。

2014年

大崎クールジェン酸素吹石炭ガス化複合発電(IGCC)向けガス化炉、ボイラー壁貫通用伸縮継手を製造、納入する。

川崎重工業株式会社殿/日立LNG基地向けLPG・LN貫G貯蔵タンク内外装置貫通ノズル用伸縮継手を製造、納入する。

2015年

株式会社東芝殿/四国電力株式会社殿向け溶接事業者検査対象フレキシブルホースを製造、納入する。

2017年

大型船用ディーゼルエンジン向けSCRシステム用伸縮継手を製造、納入する。

2018年

水素サプライチェーン構築実証事業、神戸空港液化水素荷揚基地向け液化水素ライン用伸縮継手を製造、納入する。

NIPPON METAL HOSE (SHANGHAI) TRADING CO,.LTD.(上海夢托豪斯国際貿易有限公司)を設立する。 

九重地熱発電所向け蒸気タービン排気用バランス伸縮継手を製造、納入する。

新エネルギー政策への貢献

海外生産拠点の設立

2019年

液化水素運搬船「すいそふろんてぃあ」向け

液化水素ライン用フレキシブルホースを製造、納入する。

福島復興大型石炭ガス化複合発電設備(IGCC)勿来/広野地点向けガス化炉、煙風道、ボイラー壁貫通用伸縮継手を製造、納入する。

低引火点燃料船に関わるNK船級溶接施工法を確立し、船舶用天然ガスエンジン向け伸縮継手を製造、納入する。

福島復興政策への貢献

効率化発電設備への納入

2020年

中國鋼鐵股份有限公司 第2高炉 炉頂圧回収タービン発電設備(TRT)向け曲管圧力均衡型伸縮継手(バランスベロー)を製造、納入する。

新居浜LNG基地向け LNG貯槽用伸縮継手を製造、納入する。

原子力発電所向け ガスタービン非常用発電機用伸縮継手を製造、納入する。

ICT(情報通信技術)事業部門のTeam ICTSを設立する。

オリジナル動画コンテンツ配信サービスのTsunaGod(ツナゴッド)をスタートする。

新規事業への取り組みをスタート